華やかに咲く花々もいいものですが、普段あまり見かけることのない万葉植物に出会えるのが、春日大社の参道脇にある「万葉植物園」です。自然の地形をいかした園内で栽培されているのは、女郎花(おみなえし)、葛、黒米などの古代米など約300種類。万葉集に詠われ、いにしえ人より愛されてきた植物を見ることができます。

それぞれに、ゆかりの万葉歌が添えられていたり、万葉植物と古代の人々の生活とのかかわりを解説したコーナーもあり、小学6年の娘にはちょっと難しいかなとは思ったものの、本人は興味深そうに眺めていました。また出入り口には植物の販売もあり、娘は欲しがったのですが、こういった植物は育てるのが難しそうなので、「中学生になってから」と約束した次第です。

私たちが行った日は、200本を数えるというフジの花が満開でした。フジといえば、春日大社の砂ずりのフジが有名ですが、ここのフジは数や品種の豪華さでは負けていません。見頃の時期の週末は、たくさんのアマチュアカメラマンがベストショットを狙っています。



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