公園にいる鹿はなんと1,200頭。飼われているのではなく、れっきとした野生鹿です。
昔々、春日大社を創建する際に神様が白鹿に乗って春日山にお入りになった、という言い伝えが残っています。この神格化された歴史と戦後に発足した鹿の愛護会のおかげで、大切に保護されており、現在はこの頭数が保たれているのです。

毎年200頭ほど赤ちゃん鹿が誕生しますが、同じくらいの鹿が死亡しています。一番多いのは交通事故。「鹿の飛び出し注意」の看板が道路のあちこちに見られるのは、奈良ならではの光景ですが、車で来られる人は注意しましょう。

死亡につながるもうひとつの原因は病気です。観光客の持っている弁当や菓子類などのビニールを食べてしまって消化不良を起こし、死んでしまうことが少なくないのです。自分が与えなくても、ゴミとして捨てられたものを口にすることもあります。皆さん、奈良公園ではできるだけゴミを出さないようにしてくださいね。



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